2009年8月6日,リー・リトナーがやってきた.リー・リトナーはフュージョン・ギター界の有名人.最初に聴いたのは中学生の頃なので,もう30年以上,聞き続けている.
ポスターは下記にある.
http://www.vol-vox.net/pastperformance.html
今回は下記のようなメンバー
Lee Ritenour (guitar)
John Beasly (keyboards)
Melvin Davis (bass)
Oscar Seaton (drums)
Annne Kei (vocal, piano, guitar)
リーリトナーグループに,アンナ・ケイという女性シンガー・ソングライターをフューチャーした構成.Touchという最新アルバム(3枚目オリジナル)をリーリトナーがプロデュースしている.
最初は,アンナケイのピアノ弾き語り2曲から始まった.ちょっとハスキーボイス.グランドピアノの配置位置の関係で,客席に背を向けて歌っている.2曲歌ったところでステージ前方に出てきて挨拶.プログラム説明によるとデンマーク出身.若きブロンド美人.頭の先からつま先までパーフェクトにドレスアップされている.待ちに待ったリーリトナー登場.リーのアコースティックギターのみをバックに歌う.その後,ベース,ドラムも加わる.さらにキーボードも加わる.この辺りで,アンナ・ケイ,いったん退場.インストルメンタルのみのバンド演奏となる.変化をよく考えた構成だ.
19時開始で21時過ぎまで,途中休憩なし.私にとって一生一度かもしれないリーリトナーの生演奏を堪能した.
ステージ終了後,ホワイエでCD, DVDの販売.もしかしたら,本人達がサインしてくれるかも,というアナウンス.ごった返しの中,選んだのは渡辺貞夫の1977年のライブ版.32年前の録音だ.若々しい頃のリトナー.サインして,握手してもらった.列の最後の方だったが,どうやらこのCDを他に買った人はいないようで,しげしげと手にとって眺めて,“Oh, Sadao, ...”と懐かしげ名様子.昔から,お二人の演奏好きなんですよと,英語で言ったが,通じたがどうかは定かでない.