2009年6月18日木曜日

つくばセンタービル,26年を経てのインプレッション

つくば住人にとってありふれた風景なのだが,平日に,つくばセンタービル付近を歩きながら感じたインプレッション.同ビルは,建築家 磯崎新の作品で,1983年作.つくば科学万博の2年前.当時,「ポストモダン」建築の代表作の一つといわれた.一目で分かる斬新さ,つくば住民の自慢であった.26年の歳月が経過しているが,メインテナンスがよいのか,その風景はほとんど変わらないように見受けられる.「ギリシャの木」に巻き付いた金の布のように見えるものは今も健在.

すぐ隣のバスターミナルは,1年を掛けて,現在工事中.そのコントラストから,インプレッションを感じたのか.

普遍性とオリジナリティを両立し,万人に見てもらえ,説明無しで楽しめるが,うんちくを聞けば深い.建築家とは何と羨ましい仕事か.と初めて見た時に思ったが,今もその思いは変わらない.

つくばセンタービル
http://ja.wikipedia.org/wiki/つくばセンタービル

磯崎新
http://ja.wikipedia.org/wiki/磯崎新

(Wikipediaには何でもあるんだね)